サクっと拍子、そして小節

さぁ前の回では見事に「ドレミのわかる奴」になられた事でしょう。

「オレ、ドレミがわかるんだぜ。」

って言える人は、多分人口の10分の1いないかも!?

 

さて今回はチョットつまらないですが、今後の課題を理解するためにサクっとやっちゃいましょう。

 

「拍子(ひょうし)」ってなんだろう?

ラジオ体操思い浮かべてください。

 

 

——

「腕を前から上に上げて背伸びの運動〜はいっ」

 

イチ、ニ、サン、シ

ゴ、ロク、シチ、ハチ、

イチ、ニ、サン、シ

ゴ、ロク、シチ、ハチ、

 

——

 

リズムよく8まで2回数えました。

このように「イチ、ニ、サン、シ、」が繰り返し続いていくリズムを「4拍子」(よんびょうし)と言います。

 

8まで数えたから8拍子じゃないかって?

 

ごもっとも。

あなたが作曲者なら「この曲は8拍子だ」と言い張るのは全くOK!(笑

 

でも一般的には、「4で割り切れるリズムの曲なら4拍子」ということが多いので、

ここでは「4拍子」ということにしましょう。

 

——

 

次はこの「イチ、ニ、サン、シ、」に合わせて手を叩いてみます。

 

「パン、パン、パン、パン。」

 

この「パン」一回分の長さを「1拍」(いっぱく)と言います。

 

なので、4拍子とは「1拍を4つ繰り返すリズム」と言えます。

 

——

 

次、「小節」の話。

 

 

4拍子の曲で、1拍が4つ集まった単位を「1小節」と言います。

3拍子の曲なら、1拍が3つ集まった単位で「1小節」です。

 

とりあえず、以下は4拍子の曲だけを考えます。

 

4拍子の曲

「1拍+1拍+1拍+1拍」=「1小節」

「1拍+1拍+1拍+1拍+1拍+1拍+1拍+1拍」=「2小節」

 

—–

 

次、音符の話。

「1小節」の間、ずっと伸びている音の長さを「全音符」と言います。

「1小節」の長さ = 「全音符」の長さ

 

全音符の半分の長さの音を「2分音符」と言います。

「全音符」の長さ=「2分音符」+「2分音符」の長さ

 

「2分音符」の半分の長さの音を「4分音符」と言います。

「2分音符」の長さ=「4分音符」+「4分音符」の長さ

 

そして、4分音符の半分の長さの音符は「8分音符」

8分音符の半分の長さの音は「16分音符」・・・となります。

 

 

つまり、4拍子の曲は1小節の中に全音符なら1こ、2分音符なら2こ、4分音符なら4こ入ることになります。

 

ここで最初の「拍子」の話に戻りますと、「4拍子の曲において、1拍の長さは4分音符の長さ」となります。

 

 

 

まとめ。

 

4拍子の曲

= 「1拍+1拍+1拍+1拍」 = 「1小節」 = 「全音符」

= 「2分音符+2分音符」=「4分音符+4分音符+4分音符+4分音符+」

= 「8分音符×8こ」 = 「16分音符×16こ」 = 「32分音符×32こ」・・・

 

 

 

音符(♪)をひとつも書かずに、音符の説明をするというこのチャレンジ。。。(笑

記号の書き方などはまた別の機会にやりますよ。

 

カレッジ生の方にはこのテーマに沿った課題が出てますので研究室チェックして下さいね。

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