いやー酔っぱらって学園をうろついて気がついたら寝ていたという最悪な教育者です猛省。
楽しくなりすぎてしまうようで・・・いやはや。
どなたかに失礼があったらホントニスミマセン。
今日は教育者っぽいこと書きます。。。
12日締め切りの研究室課題を紹介します。
ジャーン!
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メロディ課題その1
【「ドレミ」だけを使って短い曲を作ろう。】
※始まりの音、終わりの音、何でもOK。
※4拍子で2小節の作品にする。
※音符の細かさは8分音符まで。16分音符はダメ。
※なるべくドラマチックに!(笑
つまりこういうこと
|ど(4)れ(4)み(4)ど(4)|
|れ(4)れ(4)ど(2)|終
——ココマデ——
既に提出期限も過ぎ、カレッジ生から回答沢山いただいているのでそろそろこちらに発表したいと思います。
カレッジ生じゃない方も一緒に考えましょう。
「なるべくドラマチック」というのがポイント。
ドラマチックとはどういうことでしょうか。
カレッジ 255番 ??? さんの作品。
楽譜はクリックして大きくしてみて下さいね。
3作品とも4分休符で終わっているのが特徴的です。最後の音符を2分音符にすると終止感が増しますね。
4拍子の曲では1拍目と3拍目で曲を終わらせるとまとまりのある終止感が出せると言われています。
1番目:レ(礼)にはじまりレ(礼)で終わる。シャレはどうでもいいですねスミマセン。
ドレミだけを使えと言われると、ドから始まってドで終わると考える事が多いですが、この変化球はなかなか良いですね。それは最初の音と最後の音が共通しているので統一感が出ているからですね。
2番目と3番目はあわせて4小節の曲ならとても収まりが良いです。問いに対する答えのようです。
カレッジ60781番 優也さんの作品。
1番目と3番目は非常にまとまっています。模範解答的で、なんの問題もありませんw!特に1番目はピークの位置設定も美しい。
2番目はベートーヴェンの第九を彷彿させますが、最後にドが2回出てくるのが不思議な感じを演出しています。
カレッジ19455番 天音さんの作品。
斬新です!。常にウキウキしてる感じがします。人柄かな〜?
終止感が一番出ているのは3番目ですね。細かい音符構成なので2小節目の4拍目が、4小節目の3拍目に感じるからですね。
他の方の作品は次回以降に発表します。
考え方としては、楽しいジェットコースターを設計するということです。
それは”ドラマチックに”ということにつながります。
スリルがないと面白くない。(大胆に展開、予期せぬ仕掛け作り、驚き)
けど、レールが途切れては危険。(意図しない所ではなるべくなめらかに、不用意な起伏を作らない)
頂点をどこに持ってくるかを考える。(同じ高さが連続してもつまらない、印象的なピークを設計)
最後は地上で降ろしてあげないと帰れない。(ドで始まりドで終わる、継続感を残しつつ終わる意図なら別)
楽譜をみたときの音符の位置が、そのまま位置エネルギーを持っていると考えても良いですね。
どうですか?難しかったですか?
楽譜読めない方は過去の投稿を参照してくださいね。
音楽に善し悪しはありません。常に自由です。なにをしてもOK。
否定的なことを言われてもなんら気にする事はありません。自分が良ければOKなのも確かです。
でも、人の好みに合わせる(つまり仕事としての創作)事を考えていくと、上に書いたような一般論も大切で、結局はそれが「聞いてもらえる」につながっていきますね。